映画『大事なことほど小声でささやく』製作

人気作家・森沢明夫の『大事なことほど小声でささやく』の実写映画化決定。

Netflix「全裸監督」シリーズのラグビー後藤役など圧倒的な存在感で注目の後藤剛範が、マッチョでオカマのゴンママ役で映画初主演です。

原作は2013年に発表、2015年に文庫化され9版を重ねるヒット小説です。森沢氏は「人を幸せにするのは人であり、人と人とのつながりの中に人生の素敵な部分がある」ことを描き続け、『虹の岬の喫茶店』、『夏美のホタル』、『あなたへ』など数多くの作品が映画化されています。本作もポップな設定と明日への勇気を届けてくれるハートウォーミングな物語が混ざり合い、若者を中心に息の長い人気を集めています。

スナックを営むゴンママとバーテンダーのカオリの元に集うのは悩みをかかえたジム仲間たち。二人は彼らに”カクテル言葉”を小声で添えて、悩みに寄り添うカクテルを用意します。映画化では歯科医の四海良一夫婦の話をクローズアップ。悲しみを抱えた良一が、ゴンママと出会い、夫婦が再生していく姿を描きます。

監督は森沢作品にほれ込んだ横尾初喜(『ゆらり』『こはく』等)。脚本は劇団時間制作の谷碧仁。四海夫婦には深水元基、遠藤久美子。カオリにはミュージカル界の新星・田村芽実。ほかにも今年5月、AKB48を卒業しより広い世界へ踏み出した峯岸みなみ、俳優としても活躍の幅を広げる大橋彰(アキラ100%)、監督期待のニューフェイスの遠藤健慎、硬軟自在の実力派・田中要次と素晴らしいキャストが集まりました。

いい人が幸せになれると限らない。がんばったって報われない。なんだか理不尽で閉塞感ばかりの今、それでも「人生は生きるに値する」ことを信じてもいいのではないか。そんな思いからこの映画化はスタートしました。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

■製作概要
タイトル:『大事なことほど小声でささやく』
原作:森沢明夫『大事なことほど小声でささやく』(幻冬舎文庫)
原作コピーライト表記:©︎Akio Morisawa/幻冬舎

出演:後藤剛範、深水元基、遠藤久美子、田村芽実、峯岸みなみ、遠藤健慎、大橋彰、田中要次 他

監督:横尾初喜 / 脚本:谷 碧仁 /プロデューサー:杉浦美奈子、田窪桜子

制作協力:UNITED PRODUCITONS
企画:ゴールデンツリー、アイオーン
製作:GOLDEN TREE
コピーライト表記:© 2021 GOLDEN TREE

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