映画『うかうかと終焉』 予告編&本ポスタービジュアル解禁‼

演劇界の重鎮たちが絶賛!第23回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作を映画化!

大田雄史監督の長編デビュー作となる映画『うかうかと終焉』。本作は大田監督が結成した社会人演劇ユニット、芝熊(shiba-kuma)の旗揚げ作品として出口明と共同執筆した戯曲が原作。取り壊しの決まった学生寮に住む若者達の最後の5日間を描いた戯曲「うかうかと終焉」は川村毅、坂手洋二、佃典彦、土田英生、永井愛、マキノノゾミ、渡辺えりといった錚々たる演劇人が審査員を務めた、第23回日本劇作家協会新人戯曲賞で新人戯曲賞を受賞。若者の心をとらえた舞台は学生劇団を中心に上演されている。

大田監督は京都大学在学中に今年で結成30年目を迎えた京大公認の演劇サークル劇団ケッペキに所属。京都芸術大学、京都女子大学、同志社大学、立命館大学といった他校からも演劇好きな学生が集まり、座長も置かず、すべての団員が公演を企画プロデュースしていく多様な環境のなかで演劇のノウハウを吸収し経験を培う。NHKエンタープライズ入社後に手がけた「若冲vs北斎~夢の天才対決~」(NHK BSプレミアム)で第35回ATP賞優秀賞、ヤングクリエーターを励ます賞経産大臣奨励賞(最優秀賞)を受賞するなど第一線で活躍している。そんな中、母校の学生自治寮“吉田寮”などをモチーフに自身の青春時代を重ねた思い入れのある同名戯曲の映画化が企画され、大田監督自らの手で映画用に脚本を作り直した。

映画『うかうかと終焉』W主演の一人、西島伸太郎役には、「高一ミスターコン2019」及び「男子高生ミスターコン2019」でWグランプリ受賞の快挙を成し遂げ、⽇本テレビ系列ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の公開オーディションで主演を勝ちとった期待の新鋭、西岡星汰。そして、もう一人の主人公、廃寮に最後まで抵抗する最年長の寮生、美濃部軍平役には初主演映画『野球部員、演劇の舞台に立つ!』(18)や『ゾッキ』(21)、『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(22)、Netflix「今際の国のアリス」「今際の国のアリス2」など数多くの話題作に出演する若手実力派俳優、渡辺佑太朗。二人と寮生活を送った仲間のひとり、児玉香奈枝役には、テレビドラマ「やんごとなき一族」等多くのドラマや映画に出演する注目の若手女優、松本妃代。また、伸太郎の親友でお調子者の前野中吉役には、TBSドラマ「王様に捧ぐ薬指」にレギュラー出演するなど活躍が目覚ましい三浦獠太、伸太郎の恋人渡辺美月役には、モデルとしても活動する現役女子大生、乃中瑞生、少し感覚のズレた寮生の村井均役を2022年に芸能界デビューを果たしたばかりの中山翔貴が好演。オーディションで1,000人を超える応募者から選ばれた物語の主軸となる6人が、惑う若者たちの心情を瑞々しく体現している。また、寮生たちを取り巻くキャスト陣には、酒屋の店主役にコウメ太夫、魚屋の店員役に後藤剛範、寮の解体業者役に池谷のぶえ森下能幸、電気屋の女主人、清水テイ役に草村礼子、その孫ショウタ役に前野朋哉、大学の守衛・鈴木役に平泉成といった個性豊かな面々が顔を揃える。

将来への希望と不安、友情と恋愛――廃寮となる学生寮でのちょっぴり切なく、心温まる青春物語。

この度、解禁となった予告編には、5日後に取り壊しが決まっている古い学生寮で、麻雀に興じたり、鍋を囲んだりと西島伸太郎(西岡星汰)や最年長の10回生・美濃部軍平(渡辺佑太朗)、そして共に過ごした仲間たちの最後の日々が映し出される。将来への希望と不安、恋愛と友情、胸に抱えた様々な感情が交錯する寮生たち。大学の守衛・鈴木(平泉成)が学生寮にやってきては差し替える退寮期限までの日数ごとに、月曜日には伸太郎の恋人・渡辺美月(乃中瑞生)、火曜日には美濃部のよき理解者・児玉香奈枝(松本妃代)、水曜日には伸太郎の親友・前野中吉(三浦獠太)が寮の伝統にならい、自身の退寮の日に壁に想いをしたためて、次々と去っていく。最後に残った伸太郎、そして美濃部が書き残す言葉は―――。仲間と過ごした他愛もない日々が人生のかけがえのない時間になることを感じさせる、清々しくも切なさが胸に迫る予告編が完成した。

また、あわせて完成したポスタービジュアルは、学生寮をバックに仲の良い6人の寮生たちの自然体な表情が印象的な爽快感にあふれたビジュアルとなった。